2010年12月14日火曜日

漆(うるし) ~lacquer tree~

つい先日、
漆(うるし)の樹を
blogにアップした!!
住吉大社の構内にある池に
向かって伸びる美しい姿を。

「美しい花には棘がある」って言葉は、
いろいろなものに例えられる。
爬虫類なんかに
みられる危険色なんかにも
通じるように
鮮やかなものには危険な臭いがする。

漆も不用意に触れると
手がかぶれる。
とても、危険だ。
漆の塗りは、食器や工芸品などを
美しくコーティングする。
しかし、本来は自分を
美しく守るものだと
理解する。


でもね。
ほんの二週間くらいで、
旬の時は
過ぎてしまい、
また、次に備える。


よく見るとわかりますが、
葉が落ちた後の
新しい枝の先は赤!!
枝が赤色だなんて
葉が繁っていた時には
全然、気が付かなかった。


じつは、この段階も
違う味わいがあるということを
伝えているのだろうか!?
儚さを伝える前に
もう、一言、
言葉を残して行く。


以外とおしゃべりな漆の樹木。


0 件のコメント: