2011年2月10日木曜日

思い出と共に 〜住之江公園の柳〜

思い出と共に生きて行く。
思い出と共に。

長生きするものは、
どうしても自分より
早く逝ってしまった人を
見送らなければならない。

先日(1/26)、
住之江公園の柳の樹が
切られているのを見て感じた。


柳の樹の寿命は何年くらいかは知らないが、
この切り株を見ても
わかる通り完全にそうなのだと
感じさせられる。


今、残っている何本かの柳の樹も
かなりご老体なのは確か、
新しい柳をまた植えて欲しい。


この住之江公園の池のまわりも
ミニチュアとはいえ
「城崎の温泉街」や
「京都の鴨川」などのように
純和風で情緒がある景色だった。

最近は、
柳の樹にボリュームが無くなり、
さらに寿命で切られてしまい、
徐々に思い出の景色からは
遠ざかっていく。

時代と共に変って行くものが
殆どをしめている世の中、
再現してほしいなと思う。

長生きするものは、
どうしても自分より
早く逝ってしまった人を
見送らなければならない。

柳の切り株を見て、
愛犬やおばあちゃんのことを
思い出した。
知っている有名人が
亡くなっても少し寂しいが
そんなレベルじゃない。

きっと、愛犬も
おばあちゃんも
知っている景色だったからだと思う。


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