2011年3月25日金曜日

見張られてる!?〜住吉大社の水仙〜

思い出を振り返る。

3/2の写真。

気持ちが最高潮に落ちていた
時だった。

今頃その時の心境を
文章にするなんてと自分でも思う。

2月から3月初頭の
住吉目(すみのえあい)は
いつも涙を流していた。

予想通りこの日も
潤んだ目から
溢れ出る涙、
そんな姿が
目の前に表れました。


そんな時、
花の咲いていないツツジの間から
かおを出している水仙が目にはいりました。

海面から
潜望鏡を出している潜水艦のように
茂みの中に誰か
隠れているんではないかと
思うくらいの視線を感じる。

こうも連続で
登場すると監視されてる感じもする。

監視されていると言えば聞こえは悪いが、
見守ってくれていると思えば、
心強い。
応援や期待が多いとプレッシャーになるが、
後押しや何らかの力になることも
確かにあるということと似てる。
孤独を感じるときに
一人じゃないと思えたりもする。


そんなおせっかいな水仙達も
よく見ると
楽しげに咲いている。
一番美しい状態の時期なのかも
しれない。

実はいるべき場所にいただけなのに
いろいろな言いがかりを
つけられている水仙達。

水仙はいつも
水辺にいるべき。
その美しい姿を
いつでも映し見られるように。

学名のナルシサスは、
ギリシャ神話のナルシサス。
ナルシストの語源でもあります。

もし、普段から努力しているのなら、
自信の裏付けとしたい。
もし、何もしていなければ、
もう、十分休んだし、
そろそろエンジンかけていこうと
思えばいい。

どうせ動き出すなら、
理由はともかく
堂々と進んで行きたい。
ナルシサスのふりをしてでも。


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