2009年9月3日木曜日

歩む速度 〜八重山吹〜

秋になって
春から秋にかけて
ずっと咲く花達の歩む速度は
変化する。

蘭などを開花させて
花を長持ちさせるために
家の中に入れたり
するのと似ていますが、
秋は自然にそういう感じになります。

人間の新陳代謝のようなもので、
一番適した気候の時に
花が咲き、
早く散り、
そして、次の年のための
蓄えに入ります。
夏に葉をはり、
栄養を貯蓄する訳です。

すなわち、
家の中で少し光を
少なくされたり、
秋になってから
日光や温度が
少なめになったりすることから
以外と花は長持ちする訳です。

しかし、
春夏に蓄えた余力で
咲いてる感じもあって
弱くともとれますが、
優しくも感じます。


夏場では、
枯れたら直ぐに落ちる花も
色が抜けてしまっても
しぶとくぶら下がってます。

紫陽花なんかでも
たまに咲いたままドライフラワーみたいに
なっているの時々見ますからね。


一番綺麗に咲いているものを
近くで撮影してみましたが、
かなり水分が抜けた状態でした。

あの瑞々しい八重山吹は、
春までおわずけですね。

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