2009年7月11日土曜日

都会の花〜時には嘘も優しい〜

少し前の話になりますが、
クラブに遊びに行った朝方のこと・・・。

ミナミの街でこんなものを見ました。

ショーウィンドウに飾られる花。


最近よく見られる
縦型の鉢に水草
何の花かな??
と興味をそそりました。


蓮でした。
近くで見ても
本物そっくり!!
真っ白じゃないところも
リアルです!!


茎も本物に見えます。
そして、この水草が
素人には
本物に見えるんでしょうね。


安っぽいプラスチックの造花などには
魅力を感じませんが、
こういうのは、
造った人の気持ちもわかるような気がします。

開花の状態が日持ちして、
どんな状況化でも
咲き続けてくれるのは、
夢でもあり理想でもあります。
すぐに散ってしまうということから
学ぶもの(儚さ、希少さ)も
多いですが、
もう、少しだけ咲いてて欲しいっていうのも
夢、願いと考えれば、
エゴとは違う美しいものだと
僕は解釈します。

これ造った人、
いいなぁ〜!!
僕は好きです。

以前、BLOGでも
紹介したLUSHのショーウィンドウも
同じ気持ちにさせられました。


僕が以前デザインしたTシャツも
素敵なデザインとは言えませんが、
向日葵のように
蓮のように
薔薇のように
ってイメージのものが
普段一番仕事なんかで使っているものから
生えて来たという設定で
Tシャツ造ったんですが、
造っている時は
売れるということより
夢がTシャツの中だけですが、
叶った感じがしました。

売れ行きは、
他のデザインと比べて
いまいちですが・・・。

本物じゃないもの、
リアルじゃないものにも、
癒されることは多いんですね。
写真やぬいぐるみなんかもそうですよね。

時には嘘も優しく感じられるという瞬間でした。

P.S.
水草が湿っていたら、もっとリアルだったのに〜

0 件のコメント: